高等部専攻科
高等部専攻科 8/30(日)北海道マラソン2026でのボランティアマッサージに向けて
本校では、例年、標記大会において、完走後のランナーに対するボランティアマッサージを実施しています。
この取組は、大会事務局様による会場提供、よつ葉乳業様によるスタッフTシャツ、施術用タオルの提供など、多くの方々のサポートをいただきながら行うことができています。改めて感謝申し上げます。
さて、今回は8月17日(月)に北海道新聞社において行われた、北海道マラソン2026「視覚障がい者の部」参加選手および伴走者用ビブス、ならびにスタッフTシャツ・施術用タオル贈呈式に参加してきました。
Tシャツ・タオルのデザインの原案は、専攻科生徒が提案したものです。
テーマは「マッサージを通じたつながり」。
前面のデザイン: 夏の北海道を彩る草花を散りばめ、「輪」を描くことで「つながり」を表現しました。
後面のデザイン: マッサージ師の「手」を表すと同時に、背中に生えた「翼」のように、疲労した身体が軽くなるような願いも込めています。
施術に使用したタオルは、当日、施術を受けていただいたランナーに記念としてプレゼントされます!
贈呈式に参加した専攻科生徒2名は、複数の報道関係の方々の前で、緊張しながらも、デザインに込めた想い、ボランティアマッサージに向けた意気込み、場を提供いただいた感謝をしっかりと伝えてくれました。
さぁ、当日の最高気温は28度予報(8/18現在)。
体調に気を付けながら、北海道マラソン2026の成功に寄与できればと思います。
ランナーの皆さん、ゴール後にお会いできるのを楽しみにしています!
専攻科コラム 道庁福利課定期実習
6月23日、北海道教育庁にて職員の皆様を対象に臨床実習を行いました。
今回は専攻科3年生3名が施術を担当し、計20名の方に施術しました。
デスクワークによる「首・肩のこり」や「腰痛」に悩む方に対応できるよう、会場には椅子とベッドの両方を用意して対応しました。
20分という短い施術時間ではありましたが、利用者の皆様の訴えにしっかりと耳を傾け、それぞれの症状に合わせた施術を行いました。
施術後、「肩が楽になった。」や「首を回したときのつっぱった感じがなくなった。」等のお声を頂きました。
7月には、同じく北海道教育庁にて専攻科2年生による実習を予定しています。
専攻科コラム 「自分に刺す、最初の一歩」
専攻科理療科の1年生が入学して38日が経過しました。これまでは、鍼の歴史や素材といった基礎知識の習得に加え、刺鍼練習台への刺鍼を繰り返す日々が続いていました。
本日の授業はついに、自分の体に鍼を刺す「自らへの刺鍼」に挑戦する日がやってきたのです。
着実な一歩 前期の到達目標
鍼の実技において、前期には以下の4つの目標が掲げられています。
①刺鍼器具の適切な取り扱い、消毒、手指衛生の徹底
②刺鍼の基本動作を的確に行うこと
③皮膚に対して垂直に刺し入れること
④鍼の長さや方向を意識し、指示通りの深さと角度で刺入すること
今回使用されたのは、長さ寸3(約40mm)、太さ0.16mmという繊細な鍼です。生徒たちは、比較的刺入しやすい大腿部や下腿部を選び、慎重に鍼先を進めていきました。
初めて自分の皮膚を貫く感触に、独特の緊張感が漂います。しかし、実習を終えた生徒たちからは、意外にも前向きな声が聞かれました。
「割と簡単に刺すことができました」「多少の痛みはありますが、耐えられないほどではありません」
最初の一歩としては、非常に「上出来」と言える頼もしい反応です。
自分への刺鍼で痛みを抑えられるようになれば、次は教員の身体を借りての練習、そしてクラスメイト同士での練習へとステップアップしていきます。
自らの身体で痛みを知り、それを技術へと昇華させていく。そんな彼らの成長を、また次の機会に見学できるのが今から楽しみです。
【札幌視覚支援学校 教職員コラム】北海道盲導犬協会ガイドドックオープンデーへの参加報告
日時:令和8年4月26日(日)
本校では、理解啓発活動の一環として、北海道盲導犬協会主催の「ガイドドックオープンデー」に参加しました。本イベントへの参加は今年で3年目となります。
当日は幸いの晴天に恵まれ、会場には約1,400名もの方々が来場されるなど、例年通り大盛況でした。
イベントでは盲導犬の歩行体験や白杖体験、オリジナルグッズの販売など、盛りだくさんの内容が用意されていました。
私たちも、チャリティーマッサージブースを出展しました。今年は教職員8名が運営に携わり、うち6名の施術者がご来場の皆さまへ15分程度のマッサージを提供させていただきました。
施術を受けてくださった方々からは、温かいお言葉を多数いただいております。
【患者様の声】
「中途から学び直す生徒さんの話を聞いて、頭が下がる思いです。素晴らしいですね。」
「施術のおかげで体がとても軽くなり、大変楽になりました。ありがとうございます。」
「毎年楽しみに参加させていただいています。また来年も楽しみにしています。」
今回のイベントを通じて、より多くの方々に本校の取り組みを知っていただく素晴らしい機会となりました。今後も地域の方々との交流を深め、本校の活動を広めていくために、継続してイベントへ参加していきたいと思います。
桜舞う春、専攻科に新たな息吹 ―― 令和8年度 新入生オリエンテーション・レポート ――
春の光が心地よく降り注ぐ4月9日。令和8年度、私たちの専攻科に5名の新入生が仲間入りしました。
入学式を終えたばかりの彼らの表情には、これから始まる未知の学びに対する「期待」と、少しばかりの「不安」が混じり合っているように見えます。そんな彼らをサポートすべく、本日は新入生オリエンテーションが開催されました。
オリエンテーションの場では、専攻科特有の専門的な学習カリキュラムや成績評価の仕組み、そして充実した学校生活を送るためのルールや部活動についての説明が行われました。皆、真剣な眼差しでメモを取り、これから始まる日々に思いを馳せている様子が印象的でした。
その後は、自分たちの拠点となるホームルーム教室や、技術を磨くための実技室を見学。新しい環境を一つひとつ確認する姿からは、「早くここで学びたい」という意欲が伝わってきました。
また、午後からは一歩外へ踏み出し、学校周辺の電停やバス停、近隣の店舗などを巡り、明日からの通学路や生活圏をしっかりと確認していました。
明日はついに登校3日目。いよいよ本格的な授業の幕開けです。期待を胸に、元気に登校してきてくれることを待っています。