高等部専攻科
【高等部専攻科】新入生を迎え、新たなスタート!
4月8日、本校専攻科にも新たな学生が入学しました。専攻科では、入学式翌日をオリエンテーションとし、各学年の履修科目や成績算出方法などの説明に充てています。中でも、最も時間を割くのが、ファミリアリゼーションと呼ぶ学校内外の環境把握です。実習用の実技室や解剖室などの特別教室から更衣室やトイレにわたるまで、安心・安全に行き来できるよう、各部屋への歩行ルートを確認します。また、学校外のバス停や路面電車の停留所、コンビニやスーパーなどにも足を運び、ルート確認を行っています。
学校内外で多くの学びを得ながら、一歩一歩着実に歩みを進めて欲しいと思います。教職員一同、応援しています!
【高等部専攻科】理療科2年 外部講師による実技指導を実施
本校では外部講師による特別授業を数多く開催しています。3月8日には、鍼灸ルームハピネス院長の黒沼一也先生をお迎えして、「東洋医学と経絡治療」をテーマにご指導頂きました。
授業では、まず東洋医学独特の診察法である脈診、腹診、候背診を各生徒に行って頂きました。その後、東洋医学を基盤とした治療法について丁寧に実技指導を頂きました。補瀉の手技、接触鍼や棒灸による治療方法といった実践的内容が多く、生徒の経絡治療に対する興味関心もさらに高まったようです。
【高等部専攻科】専攻科3年 リンパドレナージ講習会を実施
2月28日、専攻科3年生を対象としたリンパドレナージ講習会を実施しました。今回は、特に注目度の高い顔のリンパマッサージを取り上げました。
講義ではリンパの構造や経路、施術の考え方、注意すべき病状などについて講義を受けた後、ペアを組んで顔への施術練習を行いました。
国家試験を終えたばかりの3年生でしたが、間近に迫った就職に向けて少しでも技術を向上させようと真剣に取り組んでいました。リンパドレナージには、独特の手の使い方や力度があり、従来の筋肉を対象としたマッサージとの違いを楽しむ生徒もいました。
【生徒の声】
世の中には様々な手技療法があり、それぞれに違った考え方やテクニックがある。これらを多く取り入れ、患者様に合わせて施術していけるようになりたい。自分の施術スタイルはこれだ、と言えるように卒業後も勉強を続けていきたい。
【高等部専攻科】専攻科1・2年 オンライン企業説明会を実施
2月1日、専攻科1・2年生を対象としたオンライン企業説明会を実施しました。本校では、株式会社セリアジョブ様にご協力頂き、年に2回企業説明会を開催しています。今回は、全国各地の治療院・整骨院12社にご参加頂きました。
生徒は各自のタブレットやスマートフォンで各社とZOOM接続し、企業理念や勤務条件、スタッフの経験談などを熱心に伺っていました。
【生徒の声】
・今年2回目の参加であまり緊張しなかった。たくさん質問できたので、自分の進路を考える良い材料ができたように思う(2年生)。
・今回の説明会が終わったので、実際に治療院などに見学に行かなきゃ!という気持ちになった(1年生)。
・ある会社では視覚障害者の雇用がゼロという現実があった。そのような会社で、自分が働くイメージがまだつかない(1年生)。
・Zoomが初体験だった。画面を確認する視力がないため、相づちが伝わっているか不安だった(1年生)。
【高等部専攻科】専攻科3年 国家試験直前の模擬試験を実施
1月16日、17日の2日間にわたって、専攻科3年生が国家試験に向けた模擬試験を受験しました。
専攻科では国家試験に向けて2年生から計5回の実力試験・模擬試験を実施していますが、今回が2月24日、25日に実施される国家試験直前の最終チェックとなります。
生徒は意外とリラックスした面持ちで、あん摩マッサージ指圧師試験160問、はり師・きゅう師試験180問に取り組んでいました。
残り1ヶ月、要点チェックや体調管理に努め、万全の状態で国家試験に臨んで欲しいと思います。