高等部専攻科
【高等部専攻科】北海道庁「ほっこりふれあいプロジェクト」に参加
9月18日、「特別支援学校ほっこりふれあいプロジェクト」に専攻科全生徒が参加しました。北海道庁1階交流広場にイスを並べ、15分程度の首や肩へのマッサージ施術を行いました。4時間にわたるイベントで、約90名の皆様に授業で培った技術を提供することができました。
最初は緊張していた1年生も、時間を追うごとに会話も弾むようになり、笑顔あふれる明るい雰囲気で実習を終えることができました。
多くの方々との交流を通して、生徒は手技療法が笑顔を提供できる技術であること、自分にその技術が備わっていることを再認識したようでした。
【生徒の声】
緊張しました。でも、北海道マラソンのボランティアマッサージでランナーに施術を行った経験があるので、そのときよりも会話を楽しみながらできたように思います。こういった実習を通して、自分が少し場慣れという点で成長したように思います。
【高等部専攻科】北海道マラソン2025にマッサージボランティアとして参加しました
8月31日(日)に行われた北海道マラソン2025にマッサージボランティアとして専攻科生徒・職員全員で参加しました。この日に向けて、ランナーに適したマッサージ施術の練習、施術時のリスク対応などについて入念に準備してきました。当日は陽射しが遮られる時間が多く、「ここ数年では、一番走りやすかった。」「陽射しが時々強く感じたが、湿度が低く思い通りに走れた」といったランナーが多かったようです。
そのため、例年に比べて、施術中に足がつるなどの急激な悪化を起こすランナーが少なく、穏やかな雰囲気で施術を提供できました。各生徒は笑顔でランナーを出迎え、それぞれに合わせた丁寧な施術を行っていました。
今回、この貴重な場を提供いただいた大会組織委員会、ならびにボランティアユニフォームやマッサージに使用するタオルを提供いただいた大会パートナーのよつ葉乳業(株)の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
今後も、北海道民の皆様の健康の維持・増進やアスリートのパフォーマンスアップに寄与できるあん摩マッサージ指圧師の育成に努めてまいります。
[参加した生徒の感想]
昨年も参加しましたが、今年は落ち着いてランナーに対応できたと思います。普段の臨床実習で施術する患者さんとランナーとでは、筋肉のつき方が違うので、押圧する方向や強さに注意を払いました。とても良い経験になりました。
【高等部専攻科】北海道庁での定期臨床実習を開始
5月21日、専攻科3年生が北海道庁別館を訪問し、道庁職員の皆様にマッサージ施術を行いました。
今年度から、月1回の職員健康相談に合わせて実習を行うこととなり、今回がその第1回目となります。
実習では、保健師が血圧測定や健康相談を行っているスペースの一角をお借りし、お一人約15分程度のマッサージ施術を行いました。
ご利用頂いた職員の皆様から「緊張感から解放されました」「体が軽くなったように感じる」
などの感想を頂きました。
「受療後に業務を再開する皆様に、刺激量(強さ)は適切だったのか?少し施術部分にこだわりすぎたのではないか?」業務の合間に施術を行うことで業務効率を上げる、というヘルスキーパー実習を通じて、生徒は新たな思考を始めたようでした。
【高等部専攻科】新入生を迎え、新たなスタート!
4月8日、本校専攻科にも新たな学生が入学しました。専攻科では、入学式翌日をオリエンテーションとし、各学年の履修科目や成績算出方法などの説明に充てています。中でも、最も時間を割くのが、ファミリアリゼーションと呼ぶ学校内外の環境把握です。実習用の実技室や解剖室などの特別教室から更衣室やトイレにいたるまで、安心・安全に行き来できるよう、各部屋への歩行ルートを確認します。また、学校外のバス停や路面電車の停留所、コンビニやスーパーなどにも足を運び、ルート確認を行っています。
学校内外で多くの学びを得ながら、一歩一歩着実に歩みを進めてほしいと思います。教職員一同、応援しています!
【高等部専攻科】専攻科1年 北海道庁でヘルスキーパー業務を模擬体験
3月7日、専攻科1年生が北海道庁別館を訪問し、道庁職員の皆様にマッサージ施術を提供しました。
今回の実習は、道庁職員向けの定期健康相談に合わせたもので、ヘルスキーパー業務と呼ばれる「自社社員向けマッサージサービス」をイメージした実習形式となりました。
保健師が血圧測定や健康相談を行っているスペースのとなりで、お一人約15分程度のマッサージ施術を行いました。
ご利用頂いた職員の皆様から「首や肩がすごく軽くなった」「午後からの仕事にむけてリラックスできました」「ベッドで全身マッサージをしてもらいたい」などの感想を頂きました。
生徒はマッサージを行うだけで無く、デスクワーク時のリラックス体操や、日常生活での肩こり予防ポイントを紹介するなど、職員の皆様がより快適に仕事を行うためにはどうすれば良いのかを真剣に考えていました。