高等部専攻科
【高等部専攻科】新入生を迎え、新たなスタート!
4月8日、本校専攻科にも新たな学生が入学しました。専攻科では、入学式翌日をオリエンテーションとし、各学年の履修科目や成績算出方法などの説明に充てています。中でも、最も時間を割くのが、ファミリアリゼーションと呼ぶ学校内外の環境把握です。実習用の実技室や解剖室などの特別教室から更衣室やトイレにいたるまで、安心・安全に行き来できるよう、各部屋への歩行ルートを確認します。また、学校外のバス停や路面電車の停留所、コンビニやスーパーなどにも足を運び、ルート確認を行っています。
学校内外で多くの学びを得ながら、一歩一歩着実に歩みを進めてほしいと思います。教職員一同、応援しています!
【高等部専攻科】専攻科1年 北海道庁でヘルスキーパー業務を模擬体験
3月7日、専攻科1年生が北海道庁別館を訪問し、道庁職員の皆様にマッサージ施術を提供しました。
今回の実習は、道庁職員向けの定期健康相談に合わせたもので、ヘルスキーパー業務と呼ばれる「自社社員向けマッサージサービス」をイメージした実習形式となりました。
保健師が血圧測定や健康相談を行っているスペースのとなりで、お一人約15分程度のマッサージ施術を行いました。
ご利用頂いた職員の皆様から「首や肩がすごく軽くなった」「午後からの仕事にむけてリラックスできました」「ベッドで全身マッサージをしてもらいたい」などの感想を頂きました。
生徒はマッサージを行うだけで無く、デスクワーク時のリラックス体操や、日常生活での肩こり予防ポイントを紹介するなど、職員の皆様がより快適に仕事を行うためにはどうすれば良いのかを真剣に考えていました。
【高等部専攻科】専攻科1・2年 オンライン企業説明会を実施
2月4日、専攻科1・2年生を対象としたオンライン企業説明会を実施しました。本校では、株式会社セリアジョブ様にご協力頂き、年に2回企業説明会を開催しています。今回は他の視覚支援学校との共同開催で、全国各地から14社の治療院・整骨院にご参加頂きました。
生徒は各自のタブレットやスマートフォンで各社とZOOM接続し、企業理念や勤務条件、スタッフの経験談などを熱心に伺っていました。
【生徒の声】
今回も多くの情報を知ることができました。今年2回目の参加でしたが、それぞれの企業の特色があり、大変勉強になりました(2年生)。
今回の説明会を終えて、北海道以外での就職も少し考えようかという気持ちになっています(1年生)。
【高等部専攻科】専攻科で交流活動を行いました
12月20日に藻朋会(専攻科における生徒会)活動の一環として、専攻科全員で交流活動を行いました。
午前のあん摩交流会では、普段の授業で接点の少ない他学年の生徒同士がペアとなり、それぞれ20分程度のあん摩施術を行いました。施術では、お互いの技術を確かめ合ったり、先輩に助言を求めたりなどしながら、楽しいひとときを過ごしました。
午後は、少し早いですが3月で修了する3年生への記念品贈呈式と茶話会を行いました。3年生は在校生との思い出や今後の意気込みを述べていました。冬休み中にしっかり復習して、万全の状態で2月の国家試験に臨んで欲しいと思います。あともうひと頑張りです。
【高等部専攻科】北海道庁で校外臨床実習を行いました。
11月18日、「特別支援学校ほっこりふれあいプロジェクト」に専攻科全生徒が参加しました。7月の実施が大好評だったイベントです。今回も、北海道庁1階交流広場にイスを並べ、15分程度の首や肩へのマッサージ施術を行いました。4時間にわたるイベントで、約80名の皆様に授業で培った技術を提供することができました。
2度目の実習となった今回は、生徒も利用者様と積極的にコミュニケーションを取っていました。肌寒い会場でしたが、半袖で施術を行う生徒も多く、会場は活気と熱気であふれていました。今回も、多くの方々との交流を通して、生徒は手技療法が笑顔を提供できる技術であること、自分にその技術が備わっていることを再認識したようでした。
【高等部専攻科】北海道庁でマッサージ!ご来場をお待ちしています。
北海道庁がリフレッシュルームに?
11月18日に第2回開催される「特別支援学校ほっこりふれあいプロジェクト」に本校専攻科がマッサージブースを出展します。
こちらは北海道教育委員会主催の企画で、7月の開催が大変好評でした。
今回も、専攻科生徒による首や肩へのマッサージで、お一人様約15分のリフレッシュタイムを提供します。
日々の授業で培った技術で皆様のお疲れを癒やします。
ご来場を心よりお待ちしております!
日 時:令和6年11月18日(月) 10時20分~14時20分
会 場:北海道庁本庁舎1階交流広場(札幌市中央区北3条西6丁目)
内 容:生徒が首や肩へのマッサージを無料で行います(15分程度)。
ご注意:先着順です。予約などは受け付けておりません。混雑状況によっては施術をお断りする場合が
がございます。
お体の状況によっては、指導教員の判断で施術をお断りする場合がございます。
◆お問い合わせ
お問い合わせは本校へお願いいたします。北海道庁ではお問い合わせにご対応しておりません。
【高等部専攻科】専攻科3年 症例検討会を行いました。
専攻科3年では、日頃の臨床実習の中で、生徒各自が興味のある疾患や症状への施術に取り組む「継続治療」を行っています。毎年10月には、その継続治療の治療経過・結果を考察・発表する「症例検討会」を実施しています。今年度も各生徒が様々なデータを示しながら発表し、活発な意見交換が行われました。
【令和6年度発表テーマ】
「鍼通電療法を用いた筋筋膜性腰痛の症例」
「肩こりに対する手技治療」
「肩関節周囲炎(五十肩)の理療治療」
【1年生の声】
まず第3学年の皆さんの知識量に驚きました。現在の学習内容が臨床実習に活かせるよう、自分の中でつなぎ合わせていかないとダメだと感じました。取り組んでみたい症状がたくさんあるので、とても楽しみです。
【3年生の声】
とりあえず終わってほっとしました。今回の発表にたどり着くまでに、なぜ?と考える習慣が少し身についてきたように思います。それにつれて、頭の中に考える材料が無いこともわかりました。患者さんの理解につながるよう、もっと勉強していかないといけないと感じています。
【高等部専攻科】専攻科2年 医療面接試験を実施
本校では専攻科2学年の10月から外来患者への施術を行っています。これに向けて、9月中旬から下旬にかけて、医療面接試験を行っています。この取り組みのねらいは、患者様から様々な情報を聞き取る技術習得ではなく、患者様の不安や疑問、症状の受け止め方や考え方を理解しようとする態度を身につけることにあります。
各生徒の医療面接の模様は一人ずつ録画し、後日録画を見ながら、態度や口調、聞き取り方などについて、生徒全員でディスカッションを行っています。
[参加した生徒の感想]
面接の中で同級生が、患者様が話しやすいようにポイントを絞ったり、部分的にゆっくり話したりと、いろいろな工夫をしていることがわかりました。自分も取り入れていきたい質問方法や話し方に出会うことができました。自分が面接を行っている様子を、同級生と一緒に見るのはかなり恥ずかしかったですが、自分が他人からどのようにみえているかを知ることができました。
【高等部専攻科】北海道マラソン2024にマッサージボランティアとして参加しました
8月25日(日)に行われた北海道マラソン2024にマッサージボランティアとして専攻科生徒・職員全員で参加しました。この日に向けて、ランナーに適したマッサージ施術の練習、施術時のトラブル対処法などについて入念に準備してきました。当日は早朝の涼しさから一転し、強い日差しと照り返しで「気温以上に暑かった」と感じたランナーが多かったようです。施術中に足がつるなどの急激な症状悪化を起こすケースもありましたが、各生徒は普段通り冷静に対応し、ランナーそれぞれに合わせた丁寧な施術を行っていました。
今回、この貴重な場を提供いただいた大会組織委員会、ならびにボランティアユニフォームやマッサージに使用するタオルを提供いただいた大会パートナーのよつ葉乳業(株)の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
今後も、北海道民の皆様の健康の維持・増進やアスリートのパフォーマンスアップに寄与できるあん摩マッサージ指圧師の育成に努めてまいります。
[参加した生徒の感想]
普段はなかなか触れられないアスリートレベルの筋肉を施術することができ、大変勉強になった。また、それぞれのレベルに応じてスポーツを楽しむ皆さんからパワーを頂いた。そんな皆さんのお手伝いができたことに、とてもやりがいを感じた。また、先生方がランナーに向けて、ストレッチングの方法やランニングフォームのアドバイスを行っていたので、まだまだ勉強しなければという気持ちになった。
【高等部専攻科】北海道庁で校外臨床実習を行いました。
7月12日、「特別支援学校ほっこりふれあいプロジェクト」に専攻科全生徒が参加しました。北海道庁1階交流広場にイスを並べ、15分程度の首や肩へのマッサージ施術を行いました。4時間にわたるイベントで、約80名の皆様に授業で培った技術を提供することができました。
コミュニケーションに慣れていない生徒もいましたが、時間を追うごとに会話も弾み、笑顔があふれる明るい雰囲気で実習を終えることができました。
多くの方々との交流を通して、生徒は手技療法が笑顔を提供できる技術であること、自分にその技術が備わっていることを再認識したようでした。
【高等部専攻科】「交流活動」を行いました
7月10日(水)、専攻科生徒の親睦を深める目的で藻朋会(専攻科における生徒会)交流活動を行いました。
午前は夜景スポットで有名な藻岩山で、山頂散策を行いました。本校から徒歩20分程度のかなり近所にありながら、昇ったことがないという生徒も多く、ロープウェイやケーブルカー乗車を楽しんでいました。山頂では爽やかな風を感じながら、写真撮影や買い物など思いのままに過ごしていました。
午後は本校臨床室で、あんま交流会を行いました。生徒同士がペアを組み、20分程度のあん摩施術を行いながら、楽しいひとときを過ごしました。
普段の授業では接することの少ない他学年の生徒とも交流を深められたようです。
【生徒の声】
これまであまり交流の機会がなかった方々と、たくさんお話しできて人間関係の輪が広がった。また、先輩達の施術は本当に勉強になったし、現在学習している内容の延長線上にあることもイメージできた。
【高等部専攻科】北海道庁でマッサージ!ご来場をお待ちしています。
北海道庁がリフレッシュルームに?
7月12日に開催される「特別支援学校ほっこりふれあいプロジェクト」に本校専攻科がマッサージブースを出展します。
こちらでは、専攻科生徒による首や肩へのマッサージで、お一人様約15分のリフレッシュタイムをご提供いたします。
日々の授業で培った技術で皆様のお疲れを癒やします。
ご来場を心よりお待ちしております!
日 時:令和6年7月12日(金) 10時20分~14時20分
会 場:北海道庁本庁舎1階交流広場(札幌市中央区北3条西6丁目)
内 容:生徒が首や肩へのマッサージを無料で行います(15分程度)。
ご注意:先着順です。予約などは受け付けておりません。混雑状況によっては施術をお断りする場合がございます。
お体の状況によっては、指導教員の判断で施術をお断りする場合がございます。
◆お問い合わせ
お問い合わせは本校へお願いいたします。北海道庁ではお問い合わせにご対応しておりません。
【高等部専攻科】理療科1年生が今度は「対人施術」に挑戦
先週は自分の体で「はり施術」を練習しましたが、今日からはいよいよ対人(今回は教員への施術)での練習が始まります。「本当にここに刺しても大丈夫ですか?」「スルスル入りますけど本当に大丈夫ですか?」と、施術相手の教員へ何度も何度も確認する姿がとても初々しいです。
これから練習や治療で多くの方々にはり施術を行っていくことを考えると、この日は長い治療家人生の中でも大事な記念日と言えるかもしれません。本校の1年生は授業時間だけでも、ゆうに1000本を超えるはり練習を行っています。1本のはりを大事に、それぞれが理想とする治療家を目指して、頑張っていきましょう!
【高等部専攻科】理療科1年 初めて自分の体で「はり施術」に挑戦
4月の入学からこれまで理療科1年生は、シリコン素材の練習器具を使用して「はり施術」のトレーニングを行ってきました。この日からは、実際に自分の体へはりを刺入する練習が始まります。「全然痛くない」「少し斜めに刺さったかな?」。太さ0.2mmのはりを深さ1cmまで刺入する、という課題でしたが、生徒は臆することもなく何度も自分の体で刺入練習を行っていました。今後は、対人でのはり施術練習が始まり、体の部位に応じた深さや角度、複数箇所へのはり施術などについて学習していく予定です。
【生徒の声】思ったより簡単に入れることができました。ただ、もう少し深く刺入しようとすると、ズシンという感覚があり、ちょっと驚きました。まったく痛みがなく施術できたのが本当に驚きです。
【高等部専攻科】新入生を迎え、新たなスタート!
4月8日、本校専攻科にも新たな学生が入学しました。専攻科では、入学式翌日をオリエンテーションとし、各学年の履修科目や成績算出方法などの説明に充てています。中でも、最も時間を割くのが、ファミリアリゼーションと呼ぶ学校内外の環境把握です。実習用の実技室や解剖室などの特別教室から更衣室やトイレにわたるまで、安心・安全に行き来できるよう、各部屋への歩行ルートを確認します。また、学校外のバス停や路面電車の停留所、コンビニやスーパーなどにも足を運び、ルート確認を行っています。
学校内外で多くの学びを得ながら、一歩一歩着実に歩みを進めて欲しいと思います。教職員一同、応援しています!
【高等部専攻科】理療科2年 外部講師による実技指導を実施
本校では外部講師による特別授業を数多く開催しています。3月8日には、鍼灸ルームハピネス院長の黒沼一也先生をお迎えして、「東洋医学と経絡治療」をテーマにご指導頂きました。
授業では、まず東洋医学独特の診察法である脈診、腹診、候背診を各生徒に行って頂きました。その後、東洋医学を基盤とした治療法について丁寧に実技指導を頂きました。補瀉の手技、接触鍼や棒灸による治療方法といった実践的内容が多く、生徒の経絡治療に対する興味関心もさらに高まったようです。
【高等部専攻科】専攻科3年 リンパドレナージ講習会を実施
2月28日、専攻科3年生を対象としたリンパドレナージ講習会を実施しました。今回は、特に注目度の高い顔のリンパマッサージを取り上げました。
講義ではリンパの構造や経路、施術の考え方、注意すべき病状などについて講義を受けた後、ペアを組んで顔への施術練習を行いました。
国家試験を終えたばかりの3年生でしたが、間近に迫った就職に向けて少しでも技術を向上させようと真剣に取り組んでいました。リンパドレナージには、独特の手の使い方や力度があり、従来の筋肉を対象としたマッサージとの違いを楽しむ生徒もいました。
【生徒の声】
世の中には様々な手技療法があり、それぞれに違った考え方やテクニックがある。これらを多く取り入れ、患者様に合わせて施術していけるようになりたい。自分の施術スタイルはこれだ、と言えるように卒業後も勉強を続けていきたい。
【高等部専攻科】専攻科1・2年 オンライン企業説明会を実施
2月1日、専攻科1・2年生を対象としたオンライン企業説明会を実施しました。本校では、株式会社セリアジョブ様にご協力頂き、年に2回企業説明会を開催しています。今回は、全国各地の治療院・整骨院12社にご参加頂きました。
生徒は各自のタブレットやスマートフォンで各社とZOOM接続し、企業理念や勤務条件、スタッフの経験談などを熱心に伺っていました。
【生徒の声】
・今年2回目の参加であまり緊張しなかった。たくさん質問できたので、自分の進路を考える良い材料ができたように思う(2年生)。
・今回の説明会が終わったので、実際に治療院などに見学に行かなきゃ!という気持ちになった(1年生)。
・ある会社では視覚障害者の雇用がゼロという現実があった。そのような会社で、自分が働くイメージがまだつかない(1年生)。
・Zoomが初体験だった。画面を確認する視力がないため、相づちが伝わっているか不安だった(1年生)。
【高等部専攻科】専攻科3年 国家試験直前の模擬試験を実施
1月16日、17日の2日間にわたって、専攻科3年生が国家試験に向けた模擬試験を受験しました。
専攻科では国家試験に向けて2年生から計5回の実力試験・模擬試験を実施していますが、今回が2月24日、25日に実施される国家試験直前の最終チェックとなります。
生徒は意外とリラックスした面持ちで、あん摩マッサージ指圧師試験160問、はり師・きゅう師試験180問に取り組んでいました。
残り1ヶ月、要点チェックや体調管理に努め、万全の状態で国家試験に臨んで欲しいと思います。
【高等部専攻科】専攻科であん摩交流会を行いました
12月21日に藻朋会(専攻科における生徒会)活動の一環として、専攻科全員であん摩交流会を行いました。
普段の授業で接点の少ない他学年の生徒同士がペアとなり、それぞれ20分程度のあん摩施術を行いました。施術では、お互いの技術を確かめ合ったり、先輩に助言を求めたりなどしながら、楽しいひとときを過ごしました。
交流会の後は、少し早いですが、3月で修了する3年生への記念品贈呈式と茶話会も行いました。3年生は在校生との思い出や今後の意気込みを述べていました。冬休み中にしっかり復習して、万全の状態で2月の国家試験に臨んで欲しいと思います。あともう一息ですよ。
【高等部専攻科】専攻科3年 医療機関での見学実習を実施。
11月1日・2日の2日間にわたって、医療機関での校外臨床実習を行いました。今回は、社会福祉法人・北海道社会事業協会洞爺病院、医療法人渓仁会・札幌西円山病院にご協力頂き、主にリハビリテーション業務について学習を行いました。
実習では、リハビリテーション室の見学、電動車いす等のリハビリテーション関連機器の使用体験、患者様に触れての病態確認、中枢神経疾患に対する各種検査の実際等、それぞれの病院で貴重な経験を積むことができました。
【生徒の声】
脳血管障害やパーキンソン病の患者様に実際に触れさせて頂き、文章のみで学んできた内容を、より明確にイメージすることができるようになったと思う。また、これらの患者様にはりきゅうマッサージ治療を行う場合、どのような治療方針で臨む必要があるかを知ることができた。
【高等部専攻科】専攻科3年 事業所による出前授業を実施
本校では外部講師による特別授業を数多く開催しています。10月20日には、HITOWAライフパートナー株式会社KEiROW事業部(東京都港区)の吉原嗣先生をお迎えして、訪問医療マッサージ分野で活かせる技術についてご指導を頂きました。吉原先生には既に本年6月に訪問医療マッサージの効果や重要性、この分野で求められる技術などについてご講演頂いており、今回はこれをうけての実技指導でした。
授業では効率的なストレッチングや、メカノレセプターを刺激する手技療法をご紹介頂きました。生徒は休憩中も実技練習を行ったり、吉原先生に質問したりと非常に積極的に取り組んでいました。
【高等部専攻科】専攻科3年 症例検討会を行いました。
専攻科3年では、日頃の臨床実習の中で、生徒各自が興味のある疾患や症状への施術に取り組む「継続治療」を行っています。毎年10月には、その継続治療の治療経過・結果を考察・発表する「症例検討会」を自死しています。今年度も各生徒が様々なデータを示しながら、約1時間の発表・質疑応答を行い、活発な意見交換が行われました。
【令和5年度発表テーマ】
「スポーツ傷害に対するあん摩施術」
「疲労性疼痛の一症例」
「眼精疲労に対するあん摩施術」
「肩こりに対するあん摩施術」
「VDT症候群に対する視力回復を目的とした理療施術」
「変形性膝関節症に対する理療治療」
「自覚を重視した肩こりに対する理療治療」
「足の冷えとむくみに対する理療治療」
「股関節症状を伴った腰痛の一症例」
【高等部専攻科】北海道マラソン2023にマッサージボランティアとして参加しました
8月27日(日)に行われた北海道マラソン2023にマッサージボランティアとして専攻科生徒・職員全員で参加しました。この日に向けて、ランナーに適したマッサージ施術の練習、施術時のトラブル対処法などについて入念に準備してきました。当日は高温多湿と急な豪雨に見舞われた影響で、例年に比べて足がつるなどの症状を訴えるランナーが多く、臨機応変な対応が求められる状況でした。そのような中で、生徒は普段通り冷静に対応し、ランナーそれぞれに合わせた丁寧な施術を行っていました。
今回、この貴重な場を提供いただいた大会組織委員会、ならびにボランティアユニフォームやマッサージに使用するタオルを提供いただいた大会パートナーのよつ葉乳業(株)の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
今後も、北海道民の皆様の健康の維持・増進やアスリートのパフォーマンスアップに寄与できるマッサージ師の育成に努めてまいります。
[参加した生徒の感想]
北海道マラソンという大きな大会にボランティアとして携わることができ、本当に楽しかったです。普段は、腰が痛い、肩が痛いといった局所の痛みを訴える患者さんが多いのですが、今回は全身が疲れている、右足に力が入らないなど、広く不調を訴えるランナーが多く、全体のバランスを取りながら治療する難しさがありました。将来はスポーツトレーナーを目指しているため、マラソン直後のランナーを施術させて頂いたことは、大変貴重な体験でした。多くの方々のご協力に対して、何か少しでも恩返しができる施術者になりたいと強く感じました。
【高等部専攻科】「交流活動」を行いました
7月12日(水)、専攻科生徒の親睦を深める目的で藻朋会(専攻科における生徒会)交流活動を行いました。
午前は北海道盲導犬協会(札幌市南区)を訪問し、盲導犬の育成について学びました。ユーザーの入所施設や犬舎の見学、盲導犬との歩行体験などを行い、盲導犬をさらに身近に感じることができました。また、盲導犬として活躍するためには多くのハードルがあること、引退した養老犬が生活する施設も併設されていること、協会の運営資金の9割が寄付金であることなど、盲導犬を取り巻く状況についても知ることができました。
午後は本校臨床室で、あんま交流会を行いました。普段の授業では接することの少ない他学年の生徒同士がペアを組み、20分程度のあん摩施術を行いながら、楽しいひとときを過ごしました。
【生徒の声】
盲導犬について知識を深めることができました。育成段階でおとなしい性格の犬が選ばれていること、ユーザーの指示に従う訓練だけでなく、ユーザーの安全を守るためにあえて指示に逆らう訓練などもあることを知りました。
【高等部専攻科】「専攻科3年 第1回出前授業」を行いました
6月30日(金)、HITOWAライフパートナー株式会社KEiROW事業部の吉原嗣先生をお迎えし、ご講義いただきました。訪問医療マッサージの患者像の大多数は高齢者です。高齢者を理解するうえで不可欠な「加齢」について、生理学的観点から丁寧にご説明いただきました。今後の患者理解に大いに参考になる内容となりました。
後半は、10月に予定している第2回出前授業のイントロとして、メカノレセプター(感覚受容器)についてご講義いただきました。次回の実技指導を楽しみにしております。
【生徒の声】
訪問医療マッサージの現場で活躍されている先生のお話は大変勉強になりました。施術内容だけでなく、施術以外の業務などを知ることができました。10月の実技指導が楽しみです。
【高等部専攻科】専攻科3年 校外臨床実習を行いました。
6月20日・22日の2日間にわたって校外臨床実習を行いました。今回は、札幌市中央区の株式会社ディノスコールセンターを訪問し、オペレーター業務を行う皆様に15分程度のマッサージ施術を行いました。2日間の実習で、延べ40名の皆様に施術を行い、「体が軽くなった」「頭がすっきりした」などのご感想を頂きました。
福利厚生の一環で、企業があん摩マッサージ指圧師を雇用し、社員へマッサージ施術を提供する取り組みが都市部の企業を中心に行われています。北海道でも、この「ヘルスキーパー」分野でのさらなる雇用拡大を期待しています。
【生徒の声】
校内での臨床実習は高齢者の方が多いため、普段と異なる年齢層の方への施術は新鮮だった。10分や20分程度の仕事の合間で来てくださる方に対して、短い時間で施術効果を出さなければいけないプレッシャーも感じた。そういった意味で、今後は施術時間をさらに意識して実習に取り組みたいと思った。