高等部専攻科
【高等部専攻科】理療科1年生が今度は「対人施術」に挑戦
先週は自分の体で「はり施術」を練習しましたが、今日からはいよいよ対人(今回は教員への施術)での練習が始まります。「本当にここに刺しても大丈夫ですか?」「スルスル入りますけど本当に大丈夫ですか?」と、施術相手の教員へ何度も何度も確認する姿がとても初々しいです。
これから練習や治療で多くの方々にはり施術を行っていくことを考えると、この日は長い治療家人生の中でも大事な記念日と言えるかもしれません。本校の1年生は授業時間だけでも、ゆうに1000本を超えるはり練習を行っています。1本のはりを大事に、それぞれが理想とする治療家を目指して、頑張っていきましょう!
【高等部専攻科】理療科1年 初めて自分の体で「はり施術」に挑戦
4月の入学からこれまで理療科1年生は、シリコン素材の練習器具を使用して「はり施術」のトレーニングを行ってきました。この日からは、実際に自分の体へはりを刺入する練習が始まります。「全然痛くない」「少し斜めに刺さったかな?」。太さ0.2mmのはりを深さ1cmまで刺入する、という課題でしたが、生徒は臆することもなく何度も自分の体で刺入練習を行っていました。今後は、対人でのはり施術練習が始まり、体の部位に応じた深さや角度、複数箇所へのはり施術などについて学習していく予定です。
【生徒の声】思ったより簡単に入れることができました。ただ、もう少し深く刺入しようとすると、ズシンという感覚があり、ちょっと驚きました。まったく痛みがなく施術できたのが本当に驚きです。
【高等部専攻科】新入生を迎え、新たなスタート!
4月8日、本校専攻科にも新たな学生が入学しました。専攻科では、入学式翌日をオリエンテーションとし、各学年の履修科目や成績算出方法などの説明に充てています。中でも、最も時間を割くのが、ファミリアリゼーションと呼ぶ学校内外の環境把握です。実習用の実技室や解剖室などの特別教室から更衣室やトイレにわたるまで、安心・安全に行き来できるよう、各部屋への歩行ルートを確認します。また、学校外のバス停や路面電車の停留所、コンビニやスーパーなどにも足を運び、ルート確認を行っています。
学校内外で多くの学びを得ながら、一歩一歩着実に歩みを進めて欲しいと思います。教職員一同、応援しています!
【高等部専攻科】理療科2年 外部講師による実技指導を実施
本校では外部講師による特別授業を数多く開催しています。3月8日には、鍼灸ルームハピネス院長の黒沼一也先生をお迎えして、「東洋医学と経絡治療」をテーマにご指導頂きました。
授業では、まず東洋医学独特の診察法である脈診、腹診、候背診を各生徒に行って頂きました。その後、東洋医学を基盤とした治療法について丁寧に実技指導を頂きました。補瀉の手技、接触鍼や棒灸による治療方法といった実践的内容が多く、生徒の経絡治療に対する興味関心もさらに高まったようです。
【高等部専攻科】専攻科3年 リンパドレナージ講習会を実施
2月28日、専攻科3年生を対象としたリンパドレナージ講習会を実施しました。今回は、特に注目度の高い顔のリンパマッサージを取り上げました。
講義ではリンパの構造や経路、施術の考え方、注意すべき病状などについて講義を受けた後、ペアを組んで顔への施術練習を行いました。
国家試験を終えたばかりの3年生でしたが、間近に迫った就職に向けて少しでも技術を向上させようと真剣に取り組んでいました。リンパドレナージには、独特の手の使い方や力度があり、従来の筋肉を対象としたマッサージとの違いを楽しむ生徒もいました。
【生徒の声】
世の中には様々な手技療法があり、それぞれに違った考え方やテクニックがある。これらを多く取り入れ、患者様に合わせて施術していけるようになりたい。自分の施術スタイルはこれだ、と言えるように卒業後も勉強を続けていきたい。