幼児児童生徒の活動

高等部専攻科

【高等部専攻科】専攻科3年 医療機関での見学実習を実施。

 11月1日・2日の2日間にわたって、医療機関での校外臨床実習を行いました。今回は、社会福祉法人・北海道社会事業協会洞爺病院、医療法人渓仁会・札幌西円山病院にご協力頂き、主にリハビリテーション業務について学習を行いました。
 実習では、リハビリテーション室の見学、電動車いす等のリハビリテーション関連機器の使用体験、患者様に触れての病態確認、中枢神経疾患に対する各種検査の実際等、それぞれの病院で貴重な経験を積むことができました。

【生徒の声】
 脳血管障害やパーキンソン病の患者様に実際に触れさせて頂き、文章のみで学んできた内容を、より明確にイメージすることができるようになったと思う。また、これらの患者様にはりきゅうマッサージ治療を行う場合、どのような治療方針で臨む必要があるかを知ることができた。

  

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【高等部専攻科】専攻科3年 事業所による出前授業を実施

 本校では外部講師による特別授業を数多く開催しています。10月20日には、HITOWAライフパートナー株式会社KEiROW事業部(東京都港区)の吉原嗣先生をお迎えして、訪問医療マッサージ分野で活かせる技術についてご指導を頂きました。吉原先生には既に本年6月に訪問医療マッサージの効果や重要性、この分野で求められる技術などについてご講演頂いており、今回はこれをうけての実技指導でした。
 授業では効率的なストレッチングや、メカノレセプターを刺激する手技療法をご紹介頂きました。生徒は休憩中も実技練習を行ったり、吉原先生に質問したりと非常に積極的に取り組んでいました。

 

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【高等部専攻科】専攻科3年 症例検討会を行いました。

 専攻科3年では、日頃の臨床実習の中で、生徒各自が興味のある疾患や症状への施術に取り組む「継続治療」を行っています。毎年10月には、その継続治療の治療経過・結果を考察・発表する「症例検討会」を自死しています。今年度も各生徒が様々なデータを示しながら、約1時間の発表・質疑応答を行い、活発な意見交換が行われました。

【令和5年度発表テーマ】
「スポーツ傷害に対するあん摩施術」
「疲労性疼痛の一症例」
「眼精疲労に対するあん摩施術」
「肩こりに対するあん摩施術」
「VDT症候群に対する視力回復を目的とした理療施術」
「変形性膝関節症に対する理療治療」
「自覚を重視した肩こりに対する理療治療」
「足の冷えとむくみに対する理療治療」
「股関節症状を伴った腰痛の一症例」

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【高等部専攻科】北海道マラソン2023にマッサージボランティアとして参加しました

8月27日(日)に行われた北海道マラソン2023にマッサージボランティアとして専攻科生徒・職員全員で参加しました。この日に向けて、ランナーに適したマッサージ施術の練習、施術時のトラブル対処法などについて入念に準備してきました。当日は高温多湿と急な豪雨に見舞われた影響で、例年に比べて足がつるなどの症状を訴えるランナーが多く、臨機応変な対応が求められる状況でした。そのような中で、生徒は普段通り冷静に対応し、ランナーそれぞれに合わせた丁寧な施術を行っていました。
今回、この貴重な場を提供いただいた大会組織委員会、ならびにボランティアユニフォームやマッサージに使用するタオルを提供いただいた大会パートナーのよつ葉乳業(株)の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
今後も、北海道民の皆様の健康の維持・増進やアスリートのパフォーマンスアップに寄与できるマッサージ師の育成に努めてまいります。

[参加した生徒の感想]
北海道マラソンという大きな大会にボランティアとして携わることができ、本当に楽しかったです。普段は、腰が痛い、肩が痛いといった局所の痛みを訴える患者さんが多いのですが、今回は全身が疲れている、右足に力が入らないなど、広く不調を訴えるランナーが多く、全体のバランスを取りながら治療する難しさがありました。将来はスポーツトレーナーを目指しているため、マラソン直後のランナーを施術させて頂いたことは、大変貴重な体験でした。多くの方々のご協力に対して、何か少しでも恩返しができる施術者になりたいと強く感じました。

 

 

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【高等部専攻科】「交流活動」を行いました

 7月12日(水)、専攻科生徒の親睦を深める目的で藻朋会(専攻科における生徒会)交流活動を行いました。
 午前は北海道盲導犬協会(札幌市南区)を訪問し、盲導犬の育成について学びました。ユーザーの入所施設や犬舎の見学、盲導犬との歩行体験などを行い、盲導犬をさらに身近に感じることができました。また、盲導犬として活躍するためには多くのハードルがあること、引退した養老犬が生活する施設も併設されていること、協会の運営資金の9割が寄付金であることなど、盲導犬を取り巻く状況についても知ることができました。
 午後は本校臨床室で、あんま交流会を行いました。普段の授業では接することの少ない他学年の生徒同士がペアを組み、20分程度のあん摩施術を行いながら、楽しいひとときを過ごしました。

【生徒の声】
 盲導犬について知識を深めることができました。育成段階でおとなしい性格の犬が選ばれていること、ユーザーの指示に従う訓練だけでなく、ユーザーの安全を守るためにあえて指示に逆らう訓練などもあることを知りました。

 

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